今年はうなぎの年。この夏、丑の日が2回もある?

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今日は「土用の丑の日」。
ウナギを食べる日として知られているけど、そもそも「土用」ってなに?
しかも2025年は、「夏」だけじゃなく「秋」にも2回丑の日があるんです。

実は、土用の丑の日って年に4回あるって知ってましたか?

でも、なんで私たちは「夏」ばかり意識して、冬や春は話題にならないんでしょう。
その理由、ちゃんと知っておくともっと季節を味わえるようになるかもしれません。


🌱「土用」とは? 〜年に4回ある季節の変わり目〜

「土用(どよう)」という言葉、なんとなく“夏”のイメージが強いけど、実は年に4回あります。

それぞれの季節が終わる直前、つまり次の季節の準備期間のようなタイミングです。

土用の種類おおよその期間
冬土用1月中旬〜2月初旬(立春前)
春土用4月中旬〜5月初旬(立夏前)
夏土用7月中旬〜8月初旬(立秋前)
秋土用10月中旬〜11月初旬(立冬前)

これらはすべて、陰陽五行説という自然哲学の考え方に基づいていて、
「土」が支配する不安定な時期とされ、昔から体調を崩しやすい時期と考えられてきました。


🐮「丑の日」ってどうやって決まるの?

「丑の日」は、あの干支(子・丑・寅…)で日付を数える方法に由来しています。
つまり、12日ごとに「丑の日」がやってくるんです。

「土用」は約18日間あるので、その期間中に「丑の日」が1回だけの年もあれば、2回重なる年もある
2回ある場合は、「一の丑」「二の丑」と呼ばれます。

たとえば2025年の夏土用の丑の日は以下の通り:

  • 一の丑:7月19日(土)
  • 二の丑:7月31日(木)

さらに2025年は、秋土用の丑の日も2回あるという珍しい年なんです!

  • 一の丑:10月23日(木)
  • 二の丑:11月4日(火)

🤔 じゃあなんで夏だけ騒がれるの?

ここが今回の本題。
実際は年に4回ある「土用の丑の日」、でもメディアやスーパーで騒がれるのはほとんど夏だけ
それには3つの理由があります。


① 夏がいちばん「バテやすい」から

昔の人にとって、夏の暑さ=命に関わるものでした。

クーラーもなく、栄養も不足しやすかった時代。
夏バテで体がだるく、食欲もなくなり、体調を崩しがち。

そんなときに「栄養満点のウナギを食べよう!」という習慣が自然と生まれたんです。


② 江戸時代のマーケティング大成功!

“土用の丑の日にウナギを食べよう”という文化を広めたのは、江戸時代の天才発明家「平賀源内」。

夏にうなぎが売れなくて困っていたうなぎ屋さんに、彼が「“土用の丑の日”と書いた看板を出したら?」とアドバイスしたところ…大ヒット!

この話が広まり、夏=ウナギ=丑の日という図式が定着。
いわば、江戸の販促キャンペーンが現代まで生きてるようなものなんです。


③ 他の季節は“ウナギを食べる必然性”が少ない

  • 冬はお正月もあり、鍋料理やおせちで栄養を取る機会が多い
  • 春は暖かくなり、スタミナ料理への欲求が少ない
  • 秋は比較的穏やかで、食べ物も豊富

つまり、夏ほど「特別なスタミナ食」を求められていなかったんです。

それに比べて夏は、暑さと湿気で体が重くなりがち。
だからこそ、夏土用のウナギだけが特別視されるようになったというわけです。


🐟 実際、ウナギって本当に夏にいいの?

はい、ほんとにいいんです!

ウナギは、ビタミンA・B群・D・E、良質な脂質(DHA・EPA)など、夏バテや疲労回復に必要な栄養がぎっしり

  • 皮膚や粘膜の保護(ビタミンA)
  • 疲れをとる(ビタミンB群)
  • 脳や神経を整える(DHA・EPA)

まさに、「夏に弱った体を立て直す食材」そのものなんです。


🍜 ウナギじゃなくても大丈夫!“う”のつく食べ物で代用OK

「でもウナギは高くて手が出ないよ…」
という人にも優しいのが、この風習の面白いところ。

昔から「“う”のつく食べ物を食べれば夏バテしない」と言われていて、ウナギじゃなくてもOK!

たとえば:

  • うどん(消化にやさしい)
  • 梅干し(クエン酸で疲労回復)
  • うし肉(パワー系)
  • うなぎ風の蒲焼き(魚のすり身など)

気軽に取り入れられる“う”食材で、季節の変わり目を楽しく乗り切ってみるのもアリですよ。


🐥 おわりに|季節のリズムを感じる、ちょっとした贅沢

私たちは忙しい毎日の中で、ついつい季節を感じる余裕を失いがち。

でも、こうやって「今日は土用の丑の日だから、ちょっと特別なご飯にしよう」って立ち止まるだけで、
1日がぐっと豊かになる気がしませんか?

今年2025年は、夏に2回、秋にも2回の丑の日があるレアな年。
ウナギじゃなくても、自分にとっての“整うごはん”を選んで、身体をいたわる日にしてみてください。

そして来年の丑の日もまた、こんなふうに「季節と仲良く」過ごせますように。

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